国土交通省によりますと、今月22日、長崎空港から中部空港に向かっていた全日空372便、ボーイング737型機が和歌山県の上空を飛行中、機内の気圧を保つための与圧系統に不具合が発生し、気圧が低下したということです。
このためパイロットは機体を緊急降下させるとともに客室の酸素マスクを出して対応し、4500メートルほど降下した高度3000メートルあたりで機内の気圧は正常範囲内になり、その後、中部空港に着陸しました。
この旅客機には乗客乗員104人が乗っていて、乗客7人と客室乗務員4人のあわせて11人がけん怠感やめまいなどを訴えたということです。
国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントとして、27日、事故調査官2人を機体がある中部空港に派遣し、原因の調査を始めることにしています。
このトラブルについて全日空は「お客様や関係者の皆様に、ご心配、ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。今後、関係機関による調査に全面的に協力します」とコメントしています。
全日空機 機内の気圧低下で緊急降下 11人が体調不良訴える
時間: 27/06/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1012
推奨
- 山東任城:運河夜間スクール 若者の潮流ナイトライフ
- 羽田空港事故 日本航空パイロット“他機の離陸許可 通信なし”
- 群馬 沼田「吹割の滝」 観光客ら22人一時取り残され全員救助
- 草津白根山 火口湖への登山道 立ち入り禁止措置の緩和 中止に
- 大型連休最終日 成田空港は帰国ピーク 4万6800人が入国見込み
- 特殊詐欺の現金引き出し役から金回収か 居酒屋経営者ら3人逮捕
- 知床観光船事故 電気系統部品 水につかりエンジン停止し沈没か
- スノーピーク 海外の子会社との取引で1億5000万余 追徴課税
- 学生服メーカーに不正アクセス 約3800人分のクレカ情報流出か
- 新社会人のスピード退職 相談多数 背景は 離職防止でAI活用も