国土交通省は、JR北海道に対し2018年に法律に基づく「監督命令」を出して経営改善に向けた取り組みを進めるよう求め、財政的な支援も行ってきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって、この間、経営は改善せず、JR北海道は引き続き国に対して支援を求めていました。
これに対し、斉藤国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、15日午後にもJR北海道に対し経営改善を求める監督命令を出すとともに、新年度以降も支援を行うことを発表しました。
発表によりますと、JR北海道の新しい中期経営計画が始まる新年度からの3年間で、ハイブリッド車両の導入やメンテナンス設備の自動化といった設備投資などのために合わせて1092億円を支援するとしています。
また、JR北海道が「単独では維持することが困難」とする8つの区間については、2026年度末までに線区ごとに事業の抜本的な改善策を確実に取りまとめることを求めています。
斉藤国土交通大臣は「JR北海道の経営改善は、地域の持続可能な輸送サービスの確保の観点からも重要な課題だ。抜本的な改善策を確実に取りまとめていただきたい」と述べました。
斉藤国交相 JR北海道にきょう「監督命令」 1000億円余支援へ
時間: 15/03/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1263
推奨
- 山東任城:運河夜間スクール 若者の潮流ナイトライフ
- リサイクル業者の資材置き場で火事 けが人情報なし 千葉 市原
- 島根 西ノ島町 素もぐり漁の男性 行方不明 海上保安署など捜索
- 免許証偽造疑いで30代夫婦を逮捕 詐欺グループの「道具屋」か
- 追徴課税取り消し裁判 日産に約50億円の追徴課税確定 最高裁
- 「認知症行方不明者」の家族が新団体 国や自治体に課題提言へ
- 兵庫 斎藤知事 失職して出直し選挙に臨む意向 選挙は11月か
- 東北沖 地震回数は減少傾向も 余震域は活発な状態続く
- 高級腕時計だまし取った疑い 会社社長ら逮捕 被害総額75億円か
- 福島第一原発 デブリ取り出し 装置を戻し作業中断の原因調査へ